刈谷市のパーソナルジム【B-LAST】です。
トレーニングにおいて筋肉をつけたい、脂肪を燃焼したい様々な目的のため筋力トレーニングや有酸素トレーニングを行っていると思います。
場合によっては二つとも行っている人もいると思います。
今回は効率よくエネルギーを使うためエネルギーの使われ方の『エネルギーシステム』についてご案内していきます。
人間の身体は運動や仕事をすることでエネルギーを使います。
実はエネルギーは3つのプロセスで分けられていてその順番でエネルギーは使われます。
3つのエネルギープロセス
・無酸素性プロセスI ATP-PCr系
エネルギー源:クレアチンリン酸 持続時間:5〜10秒 運動強度:高強度
最初に使われるエネルギーで爆発的なエネルギーを生むことができますが、持続時間がとても短いのが特徴です。
100m走で全力疾走したり、重たいものを思いっきり持ち上げたりするときに使われます。アスリートやパワー種目を行う人が求められるエネルギーです。
・無酸素性プロセスII 解答系
エネルギー源:グルコース(糖質)持続時間:30秒〜1分 運動強度:高・中程度
次に使われるエネルギーである程度強度が高い運動で使われてきて持続時間には個人差があるのが特徴です。
400〜800m走のようにある程度スピードを出しながら持続させる競技や筋力トレーニングで筋肥大を狙う種目を行うときに使われていきます。高い競技パフォーマンスを維持する運動、ボディメイクを行う人が求められるエネルギーです。
・有酸素性プロセス 酸化機構
エネルギー源:糖質、脂質、蛋白質 持続時間:3分以上 運動強度:中・小強度
最後に使われるエネルギーで持続時間が無限なのが特徴です。
マラソン選手や長時間行うスポーツに使われてきます。
ウォーキングやランニングのように長時間エネルギーを維持させる運動に求められるエネルギーです。
このように3つの順番にエネルギーは使われます。
このエネルギーの使われる順番に適したトレーニングメニューを組むことが大切です。
①と②で主に使われる運動は筋力トレーニングです。主に使われるエネルギー源は糖質(炭水化物)です。ご飯、パン、うどんなど食べている人は消費するために筋力トレーニングを行いましょう。
③で主に使われる運動は有酸素トレーニングです。主に使われるエネルギー源は脂質です。内臓脂肪や皮下脂肪を蓄えてる人は消費するために有酸素トレーニングを行いましょう。
よって有酸素トレーニングだけ行っていても効率よくエネルギーは使われません。エネルギーの使われる順番通りにトレーニングをする場合、筋力トレーニングを行ってから有酸素トレーニングを行いましょう。それぞれ使われてくるエネルギーも異なってきますので普段食べている食事のエネルギーをしっかり消費するためにこの説明通りにトレーニングをして効率よくエネルギーを使ってあげましょう。
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